株式会社識学様の請求書発行業務効率化事例|AI導入で月50時間の作業を85%削減

株式会社識学様の請求書発行業務効率化事例|AI導入で月50時間の作業を85%削減

8分2025年9月4日 11:02
#AI#自動化#業務効率化#DX#n8n

目次

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株式会社識学様の請求書発行業務効率化事例|AI導入で月50時間の作業を85%削減

課題事例

課題シーンのイラスト
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こんにちは、株式会社feer広報部です!

今回はコンサルティング業界の中小企業様でよく見られる手作業による請求書処理の非効率化について、AI活用での解決事例をご紹介いたします。

📋 今回の企業様の事例

実際の株式会社識学様(コンサルティング業・従業員300名規模)では、どんな課題があったのでしょうか? [28]

こちらの企業様では、事業の急成長にともなって請求書の発行件数が大幅に増加していました。 [26] しかし、請求書の作成や送付、そして入金確認といった一連の作業は、依然として担当者による手作業が中心だったのです。とくに、お客様ごとに異なる契約内容にあわせた請求書の個別作成がとても複雑で、多くの時間を必要としていました。月末月初になると、これらの業務が特定の担当者に集中してしまい、大きな負担となることが問題視されていたのです。手作業が多いため、どうしても入力ミスや送付間違いといったヒューマンエラーが発生し、再発行の手間がかかることもありました。

💥 課題の影響:担当者2名が月末月初に約50時間以上を請求書関連業務に費やし、コア業務を圧迫していました。

📚 参考資料:この課題についての詳細は以下をご参照ください

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こちらの企業様のような課題は、AIと自動化の組み合わせで驚くほど改善できるんです。

1 使用するAI技術・ツール

🛠️

今回の解決策では、以下のようなツールを組み合わせて使用します。

どれも実績のある信頼できるツールばかりです!

  • MakeLeaps (メイクリープス):クラウド型の請求書作成・管理ツールです。API連携が豊富で自動化の起点となります。 [36, 37]
  • n8nワークフロー:さまざまなツールやサービスを連携させる自動化の要です。プログラミングの知識が少なくても、複雑な連携を実現できます。 [12]
  • freee会計:会計処理を自動化し、請求情報と連携して入金管理までおこないます。 [1, 2]
  • Google Sheets:顧客情報や請求内容を管理するデータベースとして活用します。
  • Slack:担当者への確認依頼や完了通知を自動でおこない、コミュニケーションを円滑にします。

2 n8nワークフローによる自動化アプローチ

ここが今回のメインとなる自動化の仕組みです!

n8nを使うことで、これまで手作業だった請求書発行プロセスを、以下のように自動化できます。 [3]

  1. トリガー:Google Sheetsに新しい請求情報が追加されると、ワークフローが自動で開始します。
  2. 請求書作成:n8nがGoogle Sheetsの情報を取得し、MakeLeapsのAPIを呼び出して請求書を自動で作成します。
  3. 承認プロセス:作成された請求書のプレビューリンクを、n8nがSlackの経理チャンネルに自動で通知し、担当者に確認を依頼します。
  4. 自動送付:担当者がSlackで承認ボタンを押すと、n8nがそれを検知してMakeLeaps経由でお客様に請求書をメールで自動送付します。
  5. 会計連携:送付完了後、n8nがfreee会計のAPIを呼び出し、売掛金として請求情報を自動で登録します。 [5]
  6. ステータス更新:最後に、Google Sheetsのステータスを「送付済み」に自動で更新し、一連のプロセスが完了します。

3 実装手順

1
現状分析とデータ収集
まず現在の請求書発行プロセスをすべて洗い出し、どこに時間がかかっているのか、どんなミスが多いのかを可視化します。
2
ツール選定と初期設定
MakeLeaps、freee会計、n8nなどのアカウントを準備し、API連携に必要な設定をおこないます。 [9]
3
試験導入とチューニング
一部の取引先からスモールスタートで自動化を試し、問題点がないかを確認しながらワークフローを改善していきます。
4
本格運用と効果測定
全社的に本格運用を開始し、「作業時間」「エラー発生率」「コスト」などのKPI(重要業績評価指標)を定めて効果を測定します。
5
継続改善とスケールアップ
運用しながら得られたデータをもとに、さらに改善できる点を探し、入金消込の自動化など、自動化の範囲を広げていきます。 [11]

期待できる定量的効果

効果項目 改善効果
作業時間短縮約85%削減(月50時間 → 月7.5時間)
コスト削減年間約120万円(人件費換算)
生産性向上担当者が分析や企画などの高付加価値業務へシフト [10]
エラー率削減95%以上減少(手作業によるミスをほぼ撲滅) [24]

導入期間・コスト概算

項目 期間・費用
導入期間1ヶ月~3ヶ月
初期費用5万円~30万円(設定サポート費用など)
月額運用費3万円~10万円(各ツールのライセンス費用)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した事例のように、適切なAI活用で業務効率は大幅に改善できます。

次のステップ:まずは、みなさまの会社でおこなっている請求書業務の流れを書き出してみることから始めてみませんか。どの作業に一番時間がかかっているかを見つけることが、効率化への第一歩です。feerは、そんなみなさまの「第一歩」から、しっかりと伴走させていただきます。どんな小さな疑問でも、お気軽にご相談くださいね。

参考資料・関連リンク

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